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株式会社タケツネについて 【ABOUT】
滋賀県伝統的工芸品指定 【輪奈ビロード】
輪奈ビロードができるまで 【PROCESS】
緻密と繊細を極めた技 【タケツネの職人たち】
仕立屋のサポート 【PROJECT】
株式会社タケツネ【INFO】

日本で輪奈ビロードという生地を織っているところは片手で数えるくらいでしょう。
その中の一軒、滋賀県長浜市にある株式会社タケツネ。

六代当主である武田規与枝さんは、
「輪奈ビロード文化を守るために、
輪奈ビロードを織り続けられる環境を自らが作らなければならない」

と話し、新しいことへの挑戦を続けています。

その挑戦に仕立屋もサポートさせていただきました。
是非、多くの方にタケツネの魅力、
輪奈ビロードの美しさを知っていただき、
日本の生地の技術の高さを実感してほしいと思っています。
 


↑六代当主 武田規与枝氏 photo by 長浜ローカルフォト Masayo Takenaka

株式会社タケツネについて
ABOUT

1919年創業の株式会社タケツネ。
滋賀県伝統的工芸品に指定されている絹100%でつくられる
「輪奈ビロード」という生地を製造しています。
とても貴重で珍しい布を生み出しているのです。

創業当時は、織物工場をしながら食品から着物まで取り扱う田舎の百貨店をしていたそうです。
現在は輪奈ビロードの生地の生産と販売、輪奈ビロードを使った製品の販売を行なっています。

現在タケツネには15名(内職含め)の職人がいます。
内11名が女性です。(2021年2月現在)

規与枝さんは
「職人たちは、長い時間をかけて手に技術を覚え込ませてきました。
そんな職人の仕事には定年がありません。
本人の「やる気」と「好き」があればいつまでも続けることができるのです。」
と職人たちの仕事についてお話を聞かせてくれました。


↑タケツネの職人たち

滋賀県伝統的工芸品指定
輪奈ビロード

表面に凸凹がある不思議な生地、「輪奈ビロード」。

  輪奈ビロードは上品な華やかさがあり、
軽さと柔らかな手触り、暖かさを持つ生地の特徴から
着物用のコートやショールとして親しまれてきました。

輪奈ビロードの特徴は
輪奈というループ(タオル生地のパイルのようなもの)によって
柄を織り成しており、人の手、人の目によって緻密につくられる生地です。


歴史は古くヨーロッパから南蛮貿易で日本へ入ってきた織物で、
織田信長公が着ていた朱赤のマントも輪奈ビロードです。
滋賀県長浜市でこの輪奈ビロードが織られ始めたのは
江戸時代中頃だと言われています。


↑輪奈ビロードの反物

輪奈ビロードができるまで
PROCESS



↑輪奈ビロードができるまで
【工程1】 生地を織る
生地を織りながら、輪奈(ループ)をつくる為に生地と一緒に芯材を織り込みます。
何千本という糸を一度に見ながら丁寧に織っていきます。

【工程2】 糸を切る
経(たて)糸の糸一本一本を、カッターのような道具で手作業で切ります。
切れた糸は毛羽立ち、染めると1番濃く染まります。

【工程3】 芯材を抜く
生地を織る工程で織り込んだ芯材を、手で引き抜いていきます。
生地に傷がつかないように芯を抜く力加減やスピードの感覚が重要になってきます。

【工程4】 精練で白くする
織りあがった生地は、絹糸のセリシンという成分を落とす為に高温で煮ます。
職人がその日の気温湿度、お湯の温度調節、タイミングを見極め作業します。
そして、この工程で絹の光沢が美しい白生地になります。

そして、白生地に色染めをする。
輪奈を潰さず美しく染めるには、高い技術が必要です。
カッターで輪奈を切った部分は染色すると濃い色に染め上がります。
1色で染めても、生地の凹凸で色の濃淡が変わるのです。

この一連の工程が輪奈ビロードを美しく作るために必要なのです。


↑photo by 長浜ローカルフォト

緻密と繊細を極めた技
タケツネの職人たち



↑タケツネの職人たち
職人たちの仕事を間近で感じました。
それは、体の中に織機のリズムが刻み込まれ、
髪の毛より細い絹糸が指には吸い付くようで、
まるで体の一部のような仕事さばきでした。

この職人たちの動きに驚いていると
「なんでも一人でこなすには10年はかかる。」
と話してくれました。

この「10年」とは技術を覚えることではなく、
扱う道具たちや機械たちが自分の相棒になるまでにかかる時間だということです。

それを教えてくれたのが、機織り歴50年以上の職人、川崎さん

「織機のことをただの機械と思わず、
相棒として毎日接している。
いい日もうまくいかない日もある、
織機は人間みたい。」と。

触って感動する生地には
職人たちの人生で培ってきた技が凝縮されているのです。


仕立屋のサポート
PROJECT

 
輪奈ビロードプロモーション映像
『Relay of Shokunin -Exploring the potential of Wana Velvet-』

  かっこいい工場、職人の魅力、私たちしか知らないのは勿体無い!多くの人たちに見て欲しい!そんな気持ちから、輪奈ビロードとはこれまで接点のなかった人たちへ向けて、まるでミュージックビデオのような映像にし、たくさんの人たちに輪奈ビロードを届けようと制作した映像です。



『Relay of Shokunin -Exploring the potential of Wana Velvet-』

Film Director | Chomo
Sound Designer | Shuntaro Innami
Choreographer, Dancer, Costume Designer | Yukari Watanabe
Translator | Thomas Vincent Gibson
Project Leader, Director | Takayuki Ishii



 
輪奈ビロードマスククラウドファンディング

  2020年。コロナの影響で世界に混乱が起こる中、「マスクを作ったんです!輪奈ビロードが少しでも、生活の役に立てばと思って。」と連絡が入りました。ただマスクを届けるのではなく、100年の歴史がこの中には詰め込まれているということを伝える為にクラウドファンディグを実施。リターン品には、オンライン工場ツアーも入れ、これまでの違う新しいタケツネの見せ方をし、タケツネ内に大きな改革を起こしました。

画像 期間 2020年6月10日〜30日
支援総額 2,248,000円 (目標金額 300,000円)
達成率747% 支援者215人

Project Director | 株式会社仕立屋と職人
Photo | 長浜ローカルフォト
Project Supporter |  合同会社MediArt 植田淳平

【マスク購入はこちらから】



 
輪奈ビロードベビー商品開発

  輪奈ビロードの触り心地の良さと、絹100%という素材の安心感、織りでつくられる縁起の良い柄、この輪奈ビロードの良さをベビー用品に転換し、若い世代にも知ってもらうきっかけになる商品開発をすることになりました。 こちらは、ただ今開発中、2021年度の販売開始予定です。

画像 Project Manager , Director, Design | 仕立屋と職人


株式会社タケツネ
INFO


ADDRESS | 〒526−0056 滋賀県長浜市朝日町36−20
TEL | 0749(62)0310
HP | https://www.taketune.com/
Facebook | https://www.facebook.com/taketune.wana/
Instagram | https://www.instagram.com/wanabiroudo/


↑photo by 長浜ローカルフォト